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ナルコレプシー患者が抱えている顕在または潜在ニーズの実態を明らかにすることを目的に、当該患者257名(男性93名、女性164名、平均年齢30.9±11歳)を対象に、「ナルコレプシーに罹患したことで困った点」「ナルコレプシーに罹患して行った対策」「誰かに伝えたい想い」の自由記述を含むアンケート調査を行った。顕在ニーズに対する設問である「ナルコレプシーに罹患したことで困った点」では、98.4%が「困ったことがある」と回答した。自由記述を内容分析し、WHOが定義した3つの健康概念(「社会的」「肉体的」「精神的」)に分類した結果、最も記録単位が多かった健康概念「社会的」では【社会の理解】のカテゴリが最も多くを占めた。また、潜在ニーズに対する設問である「伝えたい想い」には68.1%が「伝えたい想いがある」と回答し、自由記述を内容分析した結果、最も記録単位が多かったカテゴリは【疾患の状態を理解してほしい】であった。 |