研究者情報
専門分野、担当科目、メッセージ
専門分野
今年度の担当科目
過去の担当科目
メッセージ
研究者基礎情報
研究者情報
学位
略歴
学会
社会的活動
研究者活動情報
委員歴
受賞歴
著書
論文
その他の業績
講演・口頭発表等
Works
競争的資金等の研究課題
その他
教育研究業績情報:教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
作成した教科書,教材
実務の経験を有する者についての特記事項
その他
基本情報
氏名
村山 絵美
氏名(カナ)
ムラヤマ エミ
氏名(英語)
Murayama Emi
所属
人文学部 日本・東アジア文化学科
職名
准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
専門分野、担当科目、メッセージ
専門分野
日本民俗学、日本口承文芸、琉球・沖縄研究
今年度の担当科目
比較生活文化演習2、琉球文化演習2、琉球文化論2、卒業論文ゼミナール2、卒業論文準備ゼミナール2、比較生活文化演習1、琉球文化演習1、琉球文化論1、卒業論文ゼミナール1、卒業論文準備ゼミナール1
日本文化研究指導演習2、日本民俗史専門演習2、日本民俗史研究2、日本民俗史研究1、日本文化研究指導演習1、日本民俗史専門演習1
過去の担当科目
日本民俗史1・2、インターンシップ、学部横断型課題解決ゼミナール
メッセージ
私が研究を始めたきっかけは、大学時代の旅にあります。旅先でバックグラウンドの異なる人々に出会い、言葉を交わすことで、既存の自分の価値観が揺さぶられ、解体されていく感覚に陥りました。それは、他者との対話を通して自分を知るという営みでもありました。民俗学には「聞き書き」という手法がありますが、これは単に人から聞いた話を記録するだけの作業ではありません。こちらが聞きたいことと、相手が話したいことは、必ずしも一致するわけではなく、むしろその逆の方が多いといえます。だからといって、相手の話を遮って、自分が聞きたいことばかりを聞くのではなく、相手の話の背景にあるものと、自分の関心を接続させながら、対話の中で日常に埋もれている歴史を紡ぐ作業となります。そのため、自分では意識していなかった事柄が、相手のふとした話から浮かびあがり、新たな質問が生まれるという連関が起こることがあります。つまり、自分と相手との対話のなかで、新たな視点を獲得していくことになるのです。 旅や研究を通して学んだことは、さまざまな人と出会うなかで、柔軟な思考は培われ、自分や社会が見えてくるということです。大学は、自分の感性を磨くことのできるかけがえのない場所です。自分の価値観を解体することを恐れずに、自分や他者の心と向き合えるような経験を大切にしてください。
研究者基礎情報
研究者情報
***
学位
総合研究大学院大学 文学博士
略歴
2013 武蔵大学人文学部日本・東アジア文化学科専任講師
2010 武蔵大学人文学部助教
2013 総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻(博士後期課程)修了
2006 武蔵大学大学院人文科学研究科日本文化専攻(博士前期課程)修了
2004 武蔵大学人文学部日本文化学科卒業
全て表示する(6件)
2016 武蔵大学人文学部日本・東アジア文化学科准教授、現在に至る
表示を折りたたむ
学会
日本民俗学会
日本口承文芸学会
日本オーラル・ヒストリー学会
社会的活動
 
研究者活動情報
委員歴
 
受賞歴
 
著書
『祭・芸能・行事大辞典』 小島美子 ・鈴木正崇 ・三隅治雄 ・宮家準 ・宮田登 ・和崎春日 監修 分担執筆 朝倉書店 2009/11
『大分県国東半島武蔵町の民俗』 村山絵美、武蔵大学人文学部日本史演習編 共著 三協出版 2006/06
『民俗学事典』 民俗学事典編集委員会 分担執筆 丸善出版 2014/12
『満蒙開拓青少年義勇軍の旅路――光と闇の満洲』 旅の文化研究所編 共著 森話社 2016/04
論文
「戦争の「語り」に関する民俗学的研究―沖縄をフィールドとして」 村山絵美 単著 2013/03
「沖縄のシャーマニズムとグリーフワーク」 村山絵美 単著 『武蔵大学人文学会雑誌』 2013/02
「「南部戦跡」の観光資源化に関する研究―沖縄戦の語られ方の変遷」 村山絵美 単著 『旅の文化研究所研究報告』 2011/12
「沖縄島南部地域のゴルフ場開発と沖縄戦の記憶―戦場・基地・観光地の連続」 村山絵美 分担執筆 『武蔵大学人文学会雑誌』 2010/01
「沖縄の戦死者をめぐる語り―民間巫者・ユタを事例として」 村山絵美 単著 『日本オーラル・ヒストリー研究』 2009/09
全て表示する(8件)
「戦争を「民話」として語るということ-『現代民話考』の戦争にまつわる話をめぐって-」 村山絵美 分担執筆 『国立歴史民俗博物館研究報告書』 2008/11
「戦死者の幽霊話を読み解く」 村山絵美 単著 『歴史研究の最前線』 2007/03
「戦争の記憶と語り――「経験する主体」と「想起する主体」」 村山絵美 単著 日本学報 2016/03
表示を折りたたむ
その他の業績
書評『死者たちの戦後誌―沖縄戦跡をめぐる人びとの記憶』 村山絵美 単著 『口承文芸研究』 2011/03
「開発による民俗行事の変遷―多摩市馬引沢地域のセーノカミ行事を例に―」 村山絵美 単著 『パルテノン多摩《博物館部門》紀要』 2008/03
「戦争/平和博物館と戦跡・基地の比較見学プロジェクト―沖縄から戦争展示を考える」 村山絵美 単著 『歴博』 2007/11
講演・口頭発表等
「戦死者の霊魂をめぐる記憶と語り―沖縄の民間巫者・ユタの慰霊から」 村山絵美 日本口承文芸学会 「演じる戦争・見る聞く戦争」シンポジウム準備会第4回研究会 日本口承文芸学会
「沖縄戦の死者にまつわる亡霊譚―「戦争の話」における「戦後」の視座」 村山絵美 日本口承文芸学会 日本口承文芸学会31回大会 日本口承文芸学会
「沖縄戦の記憶に関する民俗学的考察」 村山絵美 東アジア宗教文化学会 日韓宗教フォーラム第4回国際学術大会 東アジア宗教文化学会
「戦死者の記憶―沖縄の戦死者にまつわる幽霊話から」 村山絵美 日本民俗学会 2005年度民俗学会関係修士論文発表会 日本民俗学会
Works
 
競争的資金等の研究課題
「沖縄のシャーマンによる「口寄せ」がグリーフワークに果たす役割に関する研究」 文部科学省 文部科学省科学研究費若手研究(B) 2012/04 ~ 2015/03
「沖縄島南部地域における戦跡の観光地化に関する研究」 旅の文化研究所 (近畿日本鉄道主催) 旅の文化研究所第17回公募研究プロジェクト 旅の文化研究所 2010/04 ~ 2011/03
その他
 
教育研究業績情報:教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
 
作成した教科書,教材
 
実務の経験を有する者についての特記事項
平成29年度学生が選ぶベストティーチャー賞受賞
その他