近代プロテスタンティズムの隘路/教会と生活領域の乖離と信徒層の政治参加 -----ペンシルヴァニアのドイツ系移民社会の場合 東京基督教大学にて
踊 共二
共立基督教研究所キリスト教と政治研究会
2018/01/19
http://www.tci.ac.jp/info/kci/researchmeeting/researchmeetingchristianity-and-politics
北米旧植民地において、教育や医療を個々の教会共同体内で行う古い体制が合衆国の独立と諸州の広域的な自治体制の構築のなかで崩れたことが、教育や医療の「脱教会化」に反対してその宗教性を守ろうとする市民(信徒)の政治運動につながったことを17~19世紀のペンシルヴァニアのプロテスタントの事例に即して検討した。