書評「OKINAWA1965」週刊読書人
永田浩三
嬉野京子が1965年に撮影した一枚の写真。道路の真ん中で足を投げ出して横たわる少女。その前で米兵たちはとなどったように立ち尽くす。幼女が米軍のトラックに轢き殺されたのだった。以来、沖縄は変わったのか、変わらなかったのか。都鳥伸也・拓也という双子の映像作家によるロードムービー。
週刊読書人
株式会社 読書人
3239号