書評「近隣殺人 そばにいたから」(週刊読書人)
永田浩三
日本の殺人事件は年間900件。1950年代の3分の1に減った。しかし、親族間の殺人の割合は増えている。SNSに残る驚愕の会話記録や公判の記録、独自の取材を元に、さまざまな近親殺人の実相が浮かび上がる。救済のネットワークをどのように構築すればよいのか。
週刊読書人
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