「言葉で現実を射抜く」『熱狂なきファシズム・想田和弘』週刊読書人書評
永田浩三
想田和弘氏は、観察映画で知られるドキュメンタリー映像作家。日本社会を観察し、適切な言葉で射抜く、造語の達人だ。その想田氏が、いまの日本を称し、「熱狂なきファシズム」という。これは、どういうことか。
週刊読書人
(株)読書人
3060号