専門分野

• 日本経済史

今年度の担当科目

• 【学部】　経済各論(比較経済論)/比較経済論、日本経済史2、専門ｾﾞﾐﾅ-ﾙ第1部、日本経済史1、専門ｾﾞﾐﾅｰﾙ第3部、専門ｾﾞﾐﾅ-ﾙ第2部
• 【大学院】　経済史論文指導IIIb、日本経済史特殊研究Ib、経済史演習Ib、日本経済史Ib、経済史論文指導IIIa、日本経済史特殊研究Ia、経済史演習Ia、日本経済史Ia

過去の担当科目

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メッセージ

• 経済史とは、その名の通り、経済学のフレームワークを使って歴史を研究する学問です。時に数百年にもわたる長期的な経済発展のメカニズムを検証することは、（とてもしんどいこともありますが、基本的に）知的興奮に満ちた楽しい作業です。確かに、経済史研究が明らかにする史実は、現代の我々の生活にすぐに役立つものではないかもしれません。しかし、歴史にたいする深い理解と洞察は、我々の未来がどうなるのか、もしくは未来をどうするのかを考える際に不可欠なものです。学生の皆さんには、経済学的な思考のフレームワークを身につけると同時に、そのフレームワークにもとづいて日本を含めた各国の歴史を理解することで、今を生きるために必要な思考の糧を手に入れて欲しいと思います。

研究者情報

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学位

• 一橋大学　修士（経済学）1999年
• 一橋大学　博士（経済学）2009年

学歴

• 2021/10　2022/08　ケンブリッジ大学歴史学部 人口と社会構造の歴史にかんするケンブリッジグループ 客員研究員 （2021年10月～2022年8月）
• 2020　武蔵大学経済学部教授（現在に至る）
• 2015　ケンブリッジ大学歴史学部 人口と社会構造の歴史にかんするケンブリッジグループ 客員研究員
• 2014　武蔵大学経済学部准教授
• 2011　武蔵大学経済学部専任講師

経歴

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学会

• 2000/07　社会経済史学会
• 2022/04　Economic History Society
• 2022/04　Economic History Association

社会的活動

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委員歴

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受賞歴

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著書

• The Cambridge Economic History of the Modern World: volume II 1870 to Present　Kyoji Fukao and Tokihiko Settsu　分担執筆　Cambridge University Press　2021/06
• An Economic History of Regional Industrialization　Jean-Pascal Bassino, Kyoji Fukao, and Tokihiko Settsu　共著　Routledge　2020
• 岩波講座 日本経済の歴史5 現代1　深尾京司・攝津斉彦　共著　岩波書店　2018/01
• 岩波講座 日本経済の歴史4 近代2　深尾京司・攝津斉彦　共著　岩波書店　2017/11
• 岩波講座 日本経済の歴史3 近代1　深尾京司・攝津斉彦　共著　岩波書店　2017/09

論文

• 『長期経済統計』における資本ストック・資本形成推計について　攝津斉彦　単著　武蔵大学ワーキングペーパー No. 48 (J-39)　2024/08
• Human Capital and Economic Growth in Japan: 1885-2015　Kyoji Fukao, Tatsuji Makino, Tokihiko Settsu　Journal of Economic Surveys　2021/04
• Structural Change, Capital Deepening, and TFP Growth in Japan: 1885-1970　Kyoji Fukao, Tatsuji Makino, and Tokihiko Settsu　共著　Social Science Japan Journal　2020/08
• 日本における人的資本と経済成長―1885-2015年―　深尾京司・攝津斉彦・牧野達治　共著　経済研究　2020/04
• Labour Productivity Growth in the Long Run: Japan, 1600-1909　Tokihiko Settsu and Masanori Takashima　共著　Australian Economic History Review　2020/03

その他の業績

• 書評 東日本部落解放研究所編 『東日本の部落史』Ⅰ～Ⅲ 現代書館　攝津斉彦　単著　社会経済史学　2022/08
• 翻訳 Harry X. Wu [2010] “The Love Affair with Chinese and Japanese Numbers”, 邦題「博士の愛した日中数量経済史―アンガス・マディソン氏を偲んで―」　攝津斉彦(単)　その他（発表学会等）　Global COE Hi-Stat Newsletter No. 4　2010/08
• 書評 谷沢弘毅 『日常生活の再発見―家族経済とジェンダー・家業・地域社会の関係』　攝津斉彦　単著　社会経済史学　2010/05
• 編集協力 「溝口敏行編 [2008]『アジア長期経済統計1 台湾』東洋経済新報社」　攝津斉彦(単)　その他（発表学会等）　2008/12
• トンネルの出口に立って――アジア長期経済統計プロジェクト成果の出版――　攝津斉彦(単)　その他（発表学会等）　Hi-Stat News Letter No.5, 2006年5月　2006/05

講演・口頭発表等

• Regional convergence in labor productivity during the Japanese manufacturing catch-up, 1909-1940　Jean-Pascal Bassino, Kyoji Fukao and Tokihiko Settsu　6th Asian Historical Economics Conference in Hong Kong　2018/09/21　Asian Historical Economics Assosiation
• The economic geography of Japanese industrialization (1800-2010)　Jean-Pascal Bassino, Kyoji Fukao and Tokihiko Settsu　International Workshop on The Economic Geography of Long-Run Industrialization (ca. 1800-2010)　2018/03/22　Bas van Luven (Utrecht University)
• 18-19世紀の労働生産性：地域別産業別推計の試み　攝津斉彦　社会経済史学会第86回全国大会 パネル報告　2017/05/28　社会経済史学会
• Long-term perspective on by-employment, sectoral labour productivity and economic growth in Japan: 1600-1940　Tokihiko Settsu　Fifth Asian Historical Economics Conference　2016/09/02　Asian Historical Economics Society
• Population Densities and Sectoral Shares of Output and Occupations in Early Modern Japan　Tokihiko Settsu (with Masanori Takashima and Osamu Saito)　European Social Science History Conference (ESSHC) in Valencia　2016/03/31　International Institute of Social History (IISH)

Works

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競争的資金等の研究課題

• 19世紀英国の既婚女性の労働供給と男性稼ぎ主型モデル：センサス個票による検証　日本学術振興会　科学研究費補助金 基盤研究C　名古屋市立大学　2022/04/01　2025/03/31
• 戦前日本経済の産業連関とその変容　日本学術振興会　科学研究費助成事業 基盤研究B　一橋大学　2017　～　2020
• 前近代日本の一人あたりGDP：推計・分析・国際比較　独立行政法人 日本学術振興会　科学研究費助成事業 基盤研究B　一橋大学　2014　～　2017
• 戦前期第三次産業所得の再推計―『長期経済統計』改訂の試み―　独立行政法人 日本学術振興会　科学研究費助成事業 若手B　武蔵大学　2013　～　2016
• 戦前期日本の経済発展と地域経済構造　独立行政法人 日本学術振興会　科学研究費助成事業 研究活動スタート支援　武蔵大学　2011　～　2013

その他

• 2021/09/01　2021年度特別研究員Ⅰ
  研修期間： 2021年9月1日～2022年8月31日
  渡航国：英国（ケンブリッジ大学歴史学部）

教育方法の実践例

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作成した教科書，教材

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実務の経験を有する者についての特記事項

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その他

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