経済状況が主観的ウェルビーイングに与える影響:年齢階級・都道府県別クロスセクション分析
釣 雅雄
本論文では,内閣府「満足度・生活の質に関する調査」の個票データで得られる主観的指標と,家計消費や所得に関する客観的指標との関係を,年齢階級・都道府県別クロス・セクションにより分析する。本稿の主たる目的は,大規模データを用いることで,個人レベルにおける主観的ウェルビーイング(subjective well-being)が,経済指標に依存するのかどうかを明らかにすることである。
文明動態学
岡山大学文明動態学研究所
Vol. 1
2436-8326
http://doi.org/10.18926/63027
https://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/en/63027