最適な送電設備投資を導く経済的規制に関する研究
日本学術振興会
科学研究費助成事業
20530217
武蔵大学
2008/04
2012/03
松川勇
地域間連系線の整備を促進する方式として、商業送電投資について事例調査を行った結果、従来の規制送電投資に代わる有効な手段となる可能性が明らかになった。また、地域間連系線に混雑が生じる場合、電力輸送の優先順位に応じた送電料金を適用する「プライオリティ・サービス」によって効率的な電力取引が促進されるだけでなく、長期的に経済効率上望ましい送電投資が実現できる点が明らかになった。