競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 大野 早苗
氏名(カナ) オオノ サナエ
氏名(英語) Ohno Sanae
所属 経済学部 金融学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル

コモディティ市場と投資戦略 - 「コモディテイ市場の金融市場化」の検証

提供機関

財団法人全国銀行学術研究振興財団

制度名

学術研究助成

研究課題番号

 

研究機関

 

研究期間(From)

2012/07

 

研究期間(To)

2013/12

担当区分

 

担当研究者

池尾和人

研究種目

 

配分額(総額)

1250000

配分額(直接経費)

 

配分額(間接経費)

 

URL

形式

 

研究概要

本研究プロジェクトは、以下の三つの課題の分析・解明を意図するものである。まず第一は、マクロ的経済要因等にも着目しながら、国際商品価格の決定要因及び変動特性を分析することである。具体的には、実需要因、金融的要因の各々が国際商品価格に与えたインパクトの計測、原油価格のファンダメンタル要因と非ファンダメンタル要因の抽出、グローバル・インバランスと国際商品価格との関連に関する考察、国際商品価格の効率性検証などを実施する予定である。第二に、代替投資としてのコモディティ投資の現時点での意義について考察する。とくにコモディティ市場の金融市場化の進展の度合いを評価するとともに、コモディティ投資戦略の現状に焦点を当てる。コモディティの運用手法の多様化も進んでいるが、投資家のコモディティ投資戦略に関してはいまだに解明されていない点も多いことから、コモディティ投資戦略の全容、特徴をできるだけ明らかにしていきたい。第三に、商品取引所の効率性と規制緩和の意義について検討する。世界全体における商品先物の取引規模は急増しているが、日本の商品先物市場の国際的地位は低下傾向にある。そこで、まず世界の商品先物市場の現状を概観するとともに、近年の台頭が著しい中国の商品先物市場の動向についても確認したい。その上で、日本の商品先物市場のマイクロストラクチャーを実証分析し、その問題点と課題の解明につなげたい。

資金種別

 

国際共著

 

主要業績フラグ