経済学では、数学や物理学のような決まった”答え”はありません。社会経済が抱える課題・問題を提起し、自ら考察し(調査・分析し)、その主張を発表や論文を通じて相手に分かりやすく伝えていく(納得させていく)、といったプロセス全てが大切になってきます。また、アイディアや着眼点1つで、専門家でも考えつかなかった魅力的な研究ができることも、経済学の醍醐味の1つです。講義やゼミを通じて、こうした一連のプロセスを学生の皆さんに習得してもらえればと考えています。