研究者情報
専門分野、担当科目、メッセージ
専門分野
今年度の担当科目
過去の担当科目
メッセージ
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学位
学歴
経歴
学会
社会的活動
研究者活動情報
委員歴
受賞歴
著書
論文
その他の業績
講演・口頭発表等
Works
競争的資金等の研究課題
その他
教育研究業績情報:教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
作成した教科書,教材
実務の経験を有する者についての特記事項
その他
基本情報
氏名
漆澤 その子
氏名(カナ)
ウルシザワ ソノコ
氏名(英語)
Urushizawa Sonoko
所属
人文学部 日本・東アジア文化学科
職名
教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
専門分野、担当科目、メッセージ
専門分野
日本芸能史、文化史
今年度の担当科目
【学部】 日本の身体文化演習2、博物館実習2、日本の身体文化2、日本・東アジア文化基礎ゼミナール2、卒業論文ゼミナール2、日本の身体文化演習1、博物館実習1、日本の身体文化1、日本・東アジア文化基礎ゼミナール1、卒業論文準備ゼミナール、卒業論文ゼミナール1
【大学院】 日本文化研究指導演習2、日本芸能史専門演習2、日本芸能史研究2、日本文化特別演習2、日本芸能史研究1、日本文化研究指導演習1、日本文化特別演習1、日本芸能史専門演習1
過去の担当科目
【学部】 劇場文化論、比較文学3、比較文学演習3
メッセージ
元禄期に活躍した作者近松門左衛門は、芸の醍醐味を「虚実皮膜」にあると書き残していると言われています。「虚実皮膜」とは、虚構(ウソ)と現実(本当)との狭間という意味。つまり、ウソなのか本当なのか判然としない境地こそが、芸の醍醐味だというのです。芸が織りなす世界は虚構にすぎません。それでもなお、芸の世界に心惹かれるのは、その虚構の世界に身を置いた時、それを「現実」のものとして受けとめてしまうからです。芸が織りなす世界は、虚構という名の「現実」へと誘ってくれます。こうした情況は、なにも芸能にかぎったことではありません。情報が錯綜するウェブ上の世界に没頭する心境とも、共通しているのではないでしょうか。今も昔も、「虚実皮膜」の境地は人々を虜にするようです。かくいう私も、まだまだ当分この「皮膜」から抜け出せそうにありません。
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学位
筑波大学 博士(文学)
筑波大学 修士(学術)
学歴
2001 博士(文学)学位取得(筑波大学)
1999 同大学院単位取得退学
1999 筑波大学助手 歴史・人類学系(1999年4月?2002年3月)
1997 日本学術振興会特別研究員(DC2)(1997年4月?1999年3月)
1993 同卒業
全て表示する(7件)
1993 筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科 史学専攻入学
1989 筑波大学第一学群人文学類入学
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経歴
 
学会
日本演劇学会
日本風俗史学会
藝能史研究会
社会的活動
 
研究者活動情報
委員歴
練馬区文化財審議委員 委員
練馬区子ども図書推進委員会 座長
受賞歴
 
著書
継承される歌舞伎十八番九代目市川團十郎の所産― 漆澤その子 単著 武蔵大学人文学会『人文学会雑誌』第41号第二号 2009/11
七代目市川團十郎の歌舞伎十八番 漆澤その子 単著 武蔵大学人文学会『人文学会雑誌』第39号第一号 2007/07
明治歌舞伎の成立と展開 漆澤その子 単著 慶友社 2003/02
『水天宮利生深川』にみる「散切もの」の世界 漆澤その子 単著 筑波大学歴史・人類学系『年報日本史叢』2001年号 2001/12
新富座の劇場改革とその意義 漆澤その子、大濱徹也編 共著 刀水書房『近代日本の歴史的位相-国家・民族・文化-』 1999/11
全て表示する(9件)
九代市川團十郎年譜 漆澤その子 単著 歌舞伎学会『歌舞伎一批評と評論』第22号 1998/12
明治期の際物に関する試論-『吉備大臣支那譚』を題材に- 漆澤その子 単著 筑波大学日本史談話会『日本史学集録』第21号 1998/05
九世市川團十郎の「改良理念」の展開とその意義 漆澤その子 単著 『年報日本史叢1995』1995年号 1995/12
明治期の歌舞伎舞踊についての一考察 漆澤その子 単著 日本風俗史学会『風俗』第32巻第3号 1994/05
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論文
「江戸における心中物とその時代 ―『曾根崎心中』を手がかりに」 『日本研究』 2024/10
その他の業績
「明治歌舞伎にみえる時代性 ―役者と観客と「時代精神」―」 漆澤その子 単著 『人文学会雑誌』 2024/03
歌舞伎「伝統化」への諸相―「元禄ブーム」の虚像と実像― 漆澤その子 その他(発表学会等) 武蔵大学人文学会 2009/12
近代における歌舞伎十八番 漆澤その子 その他(発表学会等) 藝能史研究会 2008/06
歌舞伎の「ことば」-歌舞伎のセリフに見る様式性とリアリティの相克- 漆澤その子、西村淳子編 共著 武蔵大学人文学部編『多言語多文化学習のすすめ』 2008/04
歌舞伎十八番にみる「伝統」の創出 漆澤その子 その他(発表学会等) 日本演劇学会 2006/06
全て表示する(10件)
同時代的視座からみた九世市川團十郎における芸の魅力 漆澤その子 その他(発表学会等) 日本演劇学会 1999/05
明治歌舞伎の成立と展開-芝居から劇場へ- 漆澤その子 その他(発表学会等) 社会文化史学会 1998/07
九世市川團十郎晩年の芸における所産 漆澤その子 その他(発表学会等) 藝能史研究会 1994/06
「演劇改良」のベクトル-「内」と「外」との力学- 漆澤その子 その他(発表学会等) 筑波大学日本史談話会 1994/05
明治期の歌舞伎舞踊についての研究-新歌舞伎十八番と新古演劇十種- 漆澤その子 その他(発表学会等) 日本風俗史学会 1993/06
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講演・口頭発表等
「『曾根崎心中』をめぐる諸相」 漆澤その子 zoom開催 2023/12/09 国際日本文化研究センター共同研究「比較のなかの『東アジア』の『近世』」
Works
 
競争的資金等の研究課題
 
その他
 
教育研究業績情報:教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
担当授業の性質上、PC・OHCを使用した画像の提示、DVD・VTRを使用した映像資料の提示を行った
作成した教科書,教材
担当科目にふさわしい教材がないため、ほぼ毎回自作のプリントを配布している
実務の経験を有する者についての特記事項
伝統文化実技演習における報告書の作成。 2009
その他
練馬区文化振興協会連続講座『「能」にあこがれた歌舞伎』 2013/06
武蔵大学第54回公開講座 「歌舞伎の明治維新」 2010/10
太田記念美術館土曜講座 「歌舞伎の文明開化」 2009/09
武蔵大学朝霞プラザ市民講座 「歌舞伎をめぐる文化と社会」 2004/09