2010年岡山県にて、古民家を活用して期間限定で開催されたゲストハウス型プロジェクト<かじこ>の記録集。“みんなで<かじこ>をつくろう”をコンセプトに、宿泊機能にイベントスペース、公民館やアーティスト・イン・レジデンスなどの機能も盛り込み、108日の期間中には延べ348名が宿泊し、約800名が<かじこ>を訪れた。
(1) Records【左開き】
●<かじこ>のしくみ大公開
「滞在する」「企画する」「制作・展示する」「開放する」の4項目からプロジェクトのしくみを集約。運営のルールや設備についての詳細、築90年を超える古民家を活用したアーティスト・イン・レジデンスで作られた作品解説などを豊富な写真から紹介。
●エッセイ
美術館学芸員、社会学者、劇作家、ボランティアスタッフや管理人など、様々な立場からプロジェクトを振り返るエッセイを収録。
明石 健治(かじこボランティアスタッフ)
竹久 侑 (水戸芸術館現代芸術センター・学芸員)
光岡 寿郎(東京経済大学・社会学者)
岸井 大輔(劇作家)
(2) Diaries【右開き】
●<かじこ>の来訪者による108日間の日記
プロジェクト終了後に来訪者が書き下ろしたプロジェクト実施期間(2010年7月16日~10月31日)の日記を掲載。プロジェクトの現場からなまの声をアーカイブ。
※日英バイリンガル/140頁/カラー