日本の緊急災害報道の課題を探る〜ハリケーンやテロ報道とマルチメディア化の教訓から
日本学術振興会
科学研究費助成
15H051910001
武蔵大学
2015
2017
奥村 信幸
東日本大震災における大津波等に対する緊急災害報道や原発事故や避難に関する報道について、ジャーナリズムの使命と市民の安全確保という観点から再検討する。米国のハリケーン「カトリーナ」や911同時多発テロなどの報道の分析から、必要な情報の優先順位を洪水のような情報の氾濫の中で確実に行う方法や「あおらない伝え方」とはどのようなものかなどを、ジャーナリストや研究者とのヒアリングを通して明らかにすることを目標とする。