『グーグルグラスはニュースを変えるか ? 見えてきた「日本的ジャーナリズム」の課題』
日本民間放送連盟・研究所編
グーグルグラスなどのウェアラブル・デバイスをニュースの現場で取材(主に写真や映像の撮影)に使用するケースが増えつつある。東日本大震災の被災地取材などの機会にはかなりの効果があると思われるにもかかわらず、将来の導入可能性にヒアリングした日本の放送局(民放キー局)の反応は非常に臆病で「後ろ向き」のものであった。なぜそのような反応が見られたのか、日本の映像ジャーナリズムの構造や働いている人の意識などを探った。
「スマート化する放送 - ICTの革新と放送の変容」
三省堂