日米における性暴力主体を見直す男性運動と被害者支援体制に関する多角的研究
日本学術振興会
科学研究費 若手研究(B) ジェンダー (研究代表者:千田有紀)
17710206
東京外国語大学→武蔵大学
2005
2008
千田有紀
本研究は、日米の性暴力への取り組みを、とくに暴力主体である男性に焦点をあて、調査、分析するものであった。「男性性」のあり方を理論的に検討したあとで、アメリカで行われている男性への暴力への取り組みを調査することによって、男性を暴力の「主体」としないためにどのようなプログラムが有効であり、何が必要とされているのかを考察した。とくに暴力の「予防」プログラムについての具体的な知見が得られたことは、重要な成果であった。