農業ジャーナリスト賞
NHKスペシャル「知っていますか子どもたちの食卓」
日本農業ジャーナリスト協会
プロデューサーとして受賞
いったい、子どもたちは、ふだん、どこで何を、誰と食べているのか。都市と農村の小学生に徹底調査を行った。手法は、子どもたちに、食事の風景・献立・食卓を囲む人、そして、その時の気持ちを、「ふきだし」に書いてもらった。「孤食」つまり、子どもがひとりで食べることが指摘されて久しいが、調査から浮かび上がったことは、親も子供も、「孤食」をあえて選んでいることだった。つまり、意識的に、ひとりを選んでいたのだ。農村でも例外ではない。伝統食よりファストフード。この傾向は顕著である。日本の食は、どこへ向かうのか。