共創を促す組織の能力
十川廣國・山﨑秀雄・遠藤健哉・山田敏之・周炫宗・横尾陽道
本研究では,日本の製造企業へのアンケート調査に基づき,共創の能力(企業が社内・社外の知識を有機的に結合させ,新たな事業を創出する組織の能力)の発揮を促す組織マネジメントのあり方について検討を試みた。トップが掲げるビジョンの浸透や人材の多様性,越境学習の推奨,ローテーションの促進,心理的安全性の形成,加点主義,カタリストとなり得るミドルの存在といった要素が,共創の能力の発揮を促す可能性を指摘できる。
武蔵大学論集
武蔵大学経済学会
68
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http://hdl.handle.net/11149/2202