わたしたちはいかにして「女性らしさ」や「男らしさ」を帯びていくのか。また、それが何を可能に、何を不可能にしてしまうのか。そのどちらに自分を当てはめることのできない人、もしくはその間を移行する人、両方とも当てはまると自認している人は、なぜ不利益を被るのか。どうすればそのような不利益のない社会が創れるのか。欧米とアジアのフェミニズム思想を手がかりに、これらの問題についてグローバルな視点から考えます。