灰かぶりのメタモルフォーゼ(転身物語) ―エティエンヌ台本《サンドリヨン》(1810)を中心に
オペラ学研究会 第52回例会
2022/04/29
オペラ学研究会
オンライン開催
シンデレラ(灰かぶり)を題材にした舞台作品は、旧作・新作を問わず数多く制作されてきました。ロッシーニ《La cenerentola》(1817)の下敷きとなったエティエンヌ+イズアールのオペラ・コミック作品《Cendrillon》(1810)もその1つで、パリでの初演後まもなくフランス国外でも上演されています。この発表では、その系譜を追いながら、ヴァリアントの1つとしてロッシーニの《La cenerentola》の「受容」についても言及します。