研究者情報
専門分野、担当科目、メッセージ
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メッセージ
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学位
学歴
経歴
学会
社会的活動
研究者活動情報
委員歴
受賞歴
著書
論文
その他の業績
講演・口頭発表等
Works
競争的資金等の研究課題
その他
教育研究業績情報:教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
作成した教科書,教材
実務の経験を有する者についての特記事項
その他
基本情報
氏名
桂 元嗣
氏名(カナ)
カツラ モトツグ
氏名(英語)
Katsura Mototsugu
所属
人文学部 ヨーロッパ文化学科
職名
教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
専門分野、担当科目、メッセージ
専門分野
中欧文化論/近現代ドイツ語圏文学/ヨーロッパ小説論
今年度の担当科目
【学部】 ドイツ文学史2、専門ゼミナールD2/専門ゼミナール(文学と文化)2C、ドイツ語II[4]、ヨーロッパ文化入門講座、ヨーロッパ文化基礎ゼミナール2、卒業論文準備ゼミナール、卒業論文ゼミナール2、オーストリア・東欧文化論/中欧文化論、専門ゼミナールD1/専門ゼミナール(文学と文化)1C、ドイツ語II[3]、人文学入門、ヨーロッパ文化基礎ゼミナール1、卒業論文ゼミナール1
【大学院】 欧米文化研究指導演習2、ドイツ文学専門演習2、欧米文化特別演習2、ドイツ文学研究2、ドイツ文学専門演習1、ドイツ文学研究1、欧米文化研究指導演習1、欧米文化特別演習1
過去の担当科目
 
メッセージ
ヨーロッパ文化に対する興味やイメージをもっていても、大学に入ってすぐに、これが自分の専門です、と胸を張って言えるようなテーマを見つけることはそう簡単なことではないと思います。というのも、わたし自身もそうでしたから。まずは現時点で自分が興味を持っていることにこだわってみるのはどうでしょうか。そして授業のどういった点が自分にとって面白いと感じたところなのか、それが自分のこだわりとどのように関係しているのか考えてみましょう。専門のテーマというのはこうした作業の延長線上にあると思います。見果てぬ完成図を追い求めながら、現時点で自分の出来るベストに挑戦し続けること、それが研究だとわたしは考えています。
研究者基礎情報
研究者情報
***
学位
東京大学 博士(文学)
学歴
2007/03 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程 単位取得満期退学
2001/03 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程 修了
1999/03 東京大学文学部言語文化学科 卒業
経歴
2018/04 武蔵大学 人文学部ヨーロッパ文化学科 教授
2023/04 ~ 2024/03 立教大学 文学部 非常勤講師 兼任講師
2021/04 ~ 2022/08 東京大学大学院 人文社会科学研究科・文学部 その他 非常勤講師
2020/04 2021/03 立教大学 文学部 その他 兼任講師
2013/04 2021/03 聖心女子大学 その他 非常勤講師
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2011/04 2018/03 武蔵大学 人文学部ヨーロッパ文化学科 准教授
2009/04 2011/03 明治薬科大学 その他 非常勤講師
2009/04 2010/03 聖心女子大学 その他 非常勤講師
2008/04 2011/03 立教大学 その他 兼任講師
2008/04 2011/03 東京理科大学 理工学部、薬学部 その他 非常勤講師
2008/04 2009/03 東京大学大学院 人文社会科学研究科・文学部・ドイツ語ドイツ文学研究室 非常勤講師
2007/04 2008/03 東京大学大学院 人文社会科学研究科・文学部・ドイツ語ドイツ文学研究室 その他 教務補佐員
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学会
日本独文学会
日本オーストリア文学会
2023/11 ~ 日本グリルパルツァー協会
社会的活動
独検試験場責任者 2012/04 ~ 現在
研究者活動情報
委員歴
2020/06 ~ 2023/06 日本オーストリア文学会 編集委員
2020/04 ~ 2023/06 日本独文学会関東支部 会計幹事
2019/06 ~ 2020/04 日本独文学会関東支部 広報幹事
2014/06 ~ 2020/06 日本オーストリア文学会 庶務
2011/06 ~ 2015/05 日本独文学会関東支部 庶務幹事
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2011/06 ~ 2014/06 日本オーストリア文学会 広報
2011/06 ~ 2013/03 日本独文学会 文化ゼミナール実行委員
2013/07 ~ 2014/10 日本独文学会 企画委員
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受賞歴
2024/06 日本独文学会 第21回日本独文学会・DAAD賞(ドイツ語論文部門)
著書
モルブス・アウストリアクス オーストリア文学をめぐる16章 前田佳一編 共著 法政大学出版局 2023/05 978-4-588-49521-2
(共著)人文学のレッスン 文学・芸術・歴史 小森謙一郎・戸塚学・北村紗衣(編著) 共著 水声社 2022/2 978-4-8010-0605-8
(分担執筆)ドイツ文学の道しるべ ニーベルンゲンから多和田葉子まで 桂 元嗣 分担執筆 ミネルヴァ書房 2021/04 978-4-623-09078-5
(単著)『中央ヨーロッパ―歴史と文学』 桂 元嗣 単著 春風社 2020/09 978-4-86110-701-6
(共著)「人殺しと気狂いたち」の饗宴あるいは戦後オーストリア文学の深層(日本独文学会研究叢書126) 山本潤、<u>桂元嗣</u>、杉山有紀子、日名淳裕、前田佳一(編者) 共著 日本独文学会 2017/09 978-4-908452-16-1
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(編著)ウィーン1945-1966 ―オーストリア文学の「悪霊」たち―(日本独文学会研究叢書114) 前田佳一、<u>桂 元嗣(編者、)</u>、早川文人、須藤温子、日名淳裕 共著 日本独文学会 2016/05 978-4-908452-04-8
(共著)人形の文化史 ヨーロッパの諸相から 香川檀 共著 水声社 2016/03 978-4-8010-0158-9
(分担執筆)ドイツ文化55のキーワード(世界文化シリーズ) 宮田 眞治、畠山 寛、濱中 春(編著) 分担執筆 ミネルヴァ書房 2015/03
(単著)「人類が全体として見る夢――ローベルト・ムージル『特性のない男』」 桂元嗣 単著 コンテンツワークス社、Book-Park博士論文ライブラリー 2008/07
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論文
Die Heimat eines Heimatlosen. Autobiografisches Erzählen bei Milo Dor/Mototsugu KATSURA/Sole Author/Neue Beiträge zur Germanistik. Internationale Ausgabe von "DOITSU BUNGAKU"/2022/03
「構成的イロニー」再考―新版ムージル全集における『特性のない男』の編集上の問題をめぐって 桂 元嗣 単著 『武蔵大学人文学会雑誌』 2021/03
カカーニエン生まれの聖人伝―モルナール『リリオム』におけるアルフレート・ポルガーの影響について 桂 元嗣 単著 武蔵大学人文学会雑誌 2018/04
画一化された思考の世界に挿入される誤差―ギュータースロー『太陽と月』におけるエッセイスムス 桂 元嗣 武蔵大学人文学会雑誌 2015/03
「キッチュすれすれ」のテクスト―ムージルの「パラフラーゼン」について 桂 元嗣 単著 武蔵大学人学会雑誌 2013/03
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?Robert Musil und seine Transkulturalitat“ 桂元嗣 分担執筆 Ryozo MAEDA (hrsg.): Transkulturalitat - Identitaten in neuem Licht. Asiatische Germanistentagung in Kanazawa 2008 2012/01
「経験の貧困あるいは生の抽象化――ムージルと「オーストリア的なもの」をめぐる議論について」 桂元嗣 単著 『武蔵大学人文学会雑誌』 2011/11
「『特性のない男』生成過程におけるムージルの芸術観と1930年代の時代批評的アフォリズムとの関係について」 桂元嗣 単著 『明治薬科大学研究紀要〔人文科学・社会科学〕』 2009/12
「格子の向こうの群衆――時局に対するムージルの取り組みと『特性のない男』の庭の章」 桂元嗣 単著 『オーストリア文学』 2008/03
「記憶の居場所―ローベルト・ムージルの『黒つぐみ』における語りの構造について」 桂元嗣 単著 『詩・言語』 2002/07
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その他の業績
(書評)Nanao HAYASAKA: Robert Musil und der genius loci. Die Lebensumstande des "Mannes ohne Eigenschaften" 桂 元嗣 単著 ドイツ文学 2013
(書評)時田郁子著『ムージルと生命の樹―「新しい人間」の探究』 桂 元嗣 単著 オーストリア文学 2013/03
講演・口頭発表等
Musil-Rezeption in Japan. Kenichirō Isozakis Roman Tsui no Sumika (2009) als Beispiel (Symposium II: „Früher wollte ich immer nach Asien ...“. Robert Musil in Ostasien - Transkulturalität. Rezeption. Interpretation) 桂 元嗣, Thomas PEKAR, Manuel KRAUS, 宮下 みなみ 日本独文学会春季研究発表会 2024/06/08
「半端な個体」の結婚飛翔―ムージルの動物寓話集構想と『ポルトガルの女』 桂 元嗣 日本グリルパルツァー協会研究発表会 2023/11/23
ムージル『特性のない男』の編集をめぐって:読みやすさと学問性の両立は可能か 桂 元嗣
2022/10/22 国際編集文献学研究センター
「中欧の故郷なき左翼」の地元―ミロ・ドールにおける自伝と語り 桂 元嗣 戦後オーストリア文学研究会第2回コロキウム (日本学術振興会科学研究費プロジェクト「戦後オーストリアにおける冷戦と文学についての研究」(基盤研究(B)、JP20H01247)) 前田佳一(お茶の水女子大学)
構成的イロニー再考―新版ムージル全集における『特性のない男』の編集上の問題とカカーニエン構想について 桂 元嗣 日本独文学会秋季研究発表会 日本独文学会
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「この時代」の文化批判 ―ムージルの「カカーニエン」とアウストロ・ファシズム 桂 元嗣 日本独文学会秋季研究発表会
『伝説的人物』か、前衛芸術の父か―戦後オーストリアとギュータースロー 桂 元嗣 日本独文学会春季研究発表会
挿入される経験―ギュータースローの長編小説におけるエッセイスムスについて 日本独文学会秋季研究発表会 日本独文学会
「経験の貧困と生の抽象化―ムージルの『特性のない男』と「オーストリア性」をめぐる議論について」 日本独文学会秋季研究発表会 日本独文学会
"Robert Musil und seine Transkulturalitat“ Mototsugu Katsura Asiatische Germanistentagung in Kanazawa 2008
「ムージルのアフォリズム集構想とロマーンとの関係」 桂 元嗣 日本独文学会春季発表会
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Works
 
競争的資金等の研究課題
断絶と継続の中欧文化における「特性のなさ」をめぐる研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業基盤研究(C) 武蔵大学 2020/04 ~ 2024/03
中欧文化研究におけるオーストリア論の機能と展望についての研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業基盤研究(C) 武蔵大学 2016/04 ~ 2020/03
その他
2015/04 (研究協力者)日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)「文学作品における固有名の機能とその受容についての研究―ドイツ語文学の場合」(研究代表者:前田佳一)
2015/04 (客員研究員)中央大学人文科学研究所・研究会チーム「ドイツ語圏文学の現在」(代表:岩本剛)(~2020年3月)
2019/04 武蔵大学特別研究員(Austria: Universitat Wien: Prof. Wynfrid Kriegleder)(~2020年3月)
2020/04 (研究分担者)日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)「戦後オーストリアにおける冷戦と文学の関係についての研究」(代表:前田佳一)
教育研究業績情報:教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
 
作成した教科書,教材
(分担執筆)香川檀編著『人形の文化史』、水声社、2016年、第II部第6章「中欧の〈宿命的な痕跡〉を刻む人形―グスタフ・マイリンク『ゴーレム』について」p207-248(再掲)
(分担執筆)宮田眞治・畠山寛・濱中春編『ドイツ文化55のキーワード』、ミネルヴァ書房、2015年、第7章「カカーニエン」、第47章「アウトバーン」(再掲)
(単著)桂元嗣『中央ヨーロッパ―歴史と文学』(春風社・2020年)(再掲) 2020/09
実務の経験を有する者についての特記事項
学生が選ぶベストティーチャー賞 2018
その他